代表森です。
先日こどもまち冒険(2日プログラム)の1日目が終了!

1年生から6年生まで集まり朝9時から12時までこどもたちが東戸塚にある里山の一部を貸し切って探検とやりたいこと作戦会議をしました。次回は7月22日でその出てきたことを実際に実現します。
こどもまち冒険を実現するまで、冒険とは何かをいろんな皆さんと議論をしアドバイスをいただいたりしながら当日のプログラムをつくっていきました。発達の関係の専門家のかた、アート系の専門の方、名瀬谷戸の会の皆さんなど、、、時にはキックオフで出会った皆さんとも作戦会議や事前下見、大人自身が体感する事前プログラムの開催などをしながら準備を数か月してきました。
言語優位ではない場の設計。
何かできるようになる、よくしようとする、そういう場の設計にはしない。
多様性という言葉を使わずに、もののいろんな見方にただただ感動できる場子どもたちから湧き上がってくるのを待つ大人たちの関わり。
そこから見つける次の目的地。
大人が用意した舞台で「体験する」にしない。
どこが目的かわからない地図をもって探検する面白さをつくっていく。
一緒に観察することからはじめる。
この準備のプロセスでいっぱい私たちが学んだ気がします。こどもまち冒険の醍醐味は冒険の行先は子どもたち自身が決めるということ。そのためには、周りにいる大人自身の感性をとりもどしていくことと大人が待てるようになることなどが大事なんだなぁとつくづく思う日々でした。こどもまち冒険はおとなたちの冒険のなんだなぁーと。
1日目の前半は探検タイム

探検は、Feel度Walkというプログラムを使いながらこどもたちが広大な敷地をひたすら写真にとりながら気になるものを撮影→模写→発表をしました。キーワードは「なんとなく」。

たくさん撮った写真から1枚だけを選び、5つの模造紙にグループに分かれて描いていきます。その描いた絵は同じ紫陽花でもズームアップした紫陽花の一部だったり横から描く子もいたりと本当に人によって見る角度が全く違うことに気づいていきます。この描く時間がすごく楽しかった、まだ描きたかったという子もいました。

みんなが前半探検&描いている合間に、この里山を管理されている名瀬谷戸の会の皆さんがさつまいもを焼いてくれていて、前半終わるとみんなで蜜がたれそうなさつまいもを食べてこどもたちは、おいしいーまだ食べたい―!!!!と大好評。

後半は作戦会議
後半は2つのグループに分かれて、前半見てきたことをもとにこの里山で何をしたいかをアイディア出していきました。もう止まらない勢いでアイディアが出てきます。流しそうめんをしたい、竹で小物をつくりたい、スイカ割りをしたい、シンボルをつくってみたい、いろおにをしたい、竹でベッドをつくって寝てみたい、秘密基地をつくりたい、、、などなど。途中もう一度里山に戻って道具を確認したりしながらアイディアをさらにだしていきます。

アイディアだしのときに「本当になんでもいいの?」と目をきらっきらさせていた子どもたちの表情がたまらなかった。。。
次回までにミッションがあり、そのミッションをしながら次回をむかえます。遊び・ものづくり・料理という大きなキーワードが出てきたので次回はこの3つの柱をもとに実際にこどもたちが出したアイディアを子どもたちが実現をしていきます。

このプログラムが実現できたのは会場を貸してくださった株式会社エイト様・久右衛門邸のみなさま、こどもたちの参加費を無料にできかつプログラムをしっかり準備できたのはとつもり会様、有限会社HEART.COM様、あいおい総合事務所様、仁天堂薬局様、株式会社横浜セイビ様、社会保険労務士事務所ジャスティス山崎香織様、いけもんキッチン(つなぐ)様、さやか音感ピアノ教室様のご支援のおかげです。当日ボランティアで助けてくださった11人のみなさま、本当にありがとうございました。


こどもたちがのびのびできる環境を社会全体でつくっていきたいですね。