6月18日に開催した「こまちIBASHO研究会」、今回は7名の方にご参加いただき、「居場所とは何か、そして運営について」をテーマに話しました。
お互いの自己紹介から始まり、目指している場所や抱えている課題に共通点があったり、それぞれの視点の違いから新たな気づきがあったりと、終始和やかな雰囲気で進みました。
以下、出たテーマと内容について簡単に共有します。
■居場所って、一体どんな場所?
「居場所」の定義について、参加者の皆さんからいろんな意見が出ました。共通して見えてきたのは、「素の自分を出せる場所」「安心して自分らしくいられる場所」というキーワードです。

「「ただ居る」だけじゃない目的性」
「つながりと安心感(悩みを話したときに「一人じゃない」と感じられ、そこから新しいつながりが生まれる等)」
「故郷のような感覚( 離れていても「自分が自分でいられる」と感じられる場所が居場所になる)」
というユニークな視点も出ました。
■居場所の運営、どうすればいいの?
後半は、集客や広報といった運営の具体的な課題と工夫について話し合いました。特に、集客に苦戦しているという参加者の悩みに、さまざまなアイデアが飛び交いました。
「 チラシ作成など広報活動も大切ですが、まずは「顔なじみになること」や「口コミ」が最も早く効果的な集客につながるとのアドバイスがあったり、「地方では地域メディアとの距離が近く、発信頻度を上げることで認知度向上につながる」という具体的な事例も紹介されました。
また、ポスターのデザインや文章作成にAIツールを活用するなど、新しい技術を取り入れる工夫も話題になりました。
参加者が増えすぎた場合の対応や、ボランタリーでの運営継続の難しさなど、題も見えてきました。
今回の研究会を通じて、居場所は参加者それぞれのニーズやタイミングによって変わること、そして運営においては、集客・広報の工夫はもちろんのこと、安心して自分らしくいられる環境作りと、多様な人々が関われる「開かれた場」のあり方が大切であるということを再確認しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
研究会ではオンラインでご参加いただける月1以上の会以外にも無料招待イベントなどもあったりスレッドでの情報交換もあります。
これから立ち上げたいと思っている方、居場所について研究している方、応援している方ご参加お待ちしています!
https://comachiplus.org/project/ibasho/

