10周年を迎えて(2022/06/06更新)

代表森です。
10周年記念イベントが全て終了しました。
様々なカフェの限定メニュー、ワークショップ、参加型の企画(ありがとうの木等)、講演や発表会、贈り物展、
寄付者パートナーさん限定の会、オンライン飲み会など盛りだくさんでした。
その中で、幾つかの発表をしました。
◆1つは、2023年4月オープン予定だったこまちカフェ@戸塚駅東口の計画断念について。
この構想は、半年前ほどに発表したものです。
東口の150年の歴史ある伊東医院さんの敷地内に、ノビシロハウスさんや保育園さんと一緒に入る予定で
図面や構想を練ったり様々な打ち合わせをこの半年重ねてきました。
しかし、当初見込んでいたより倍近い建築コストの高騰を受けて、テナントとして入る私たちがしっかりとした家賃をお支払いすることが難しく、資金面で互いに無理がないよう話し合った結果、今回移転することを断念しました。ノビシロハウスさんも撤退が決まっています。
こまちパートナーさんと、寄付者のみなさんと、スタッフと、いろんな形で打ち合わせをして、構想を練ったり、膨らませたり、図面に具体化するところもしてきました。
職員が40人を超え、たくさんのパートナーさんと一緒にお菓子をつくったり助けていただくことも増えて、とにかく働くスペースも休むスペースも段々となくなってきていたこともあります。何より、今回は産前から産後にかけての取り組みを産婦人科の先生と近い所ででき、2030年の構想にも描いてきた助け合う住まいということを素晴らしいパートナーの方と考えられるという夢溢れる構想でした。
ただ、移転そのものが「目的」ではないこと、無理な計画をすることによってこまちぷらすが自分たちが大事にしたいことを大事にできずに事業を進めるのでは本末転倒。「自分たちの大切にしたい価値は何か」をクレドづくりを通して1年考えてこれたため、進むことだけでなく辞めることも「ぐらぐらゆらぎ」ながらも決断ができました。
伊東医院さんとも、ノビシロハウスさんともたくさんお話しができこれを機にお互いを知ることができ仲良くなれたので、今後もどんな形かわからないですが連携をしていきたいと思います。
構想がゼロに戻ったわけではなく、これだけ議論して考えたもの。いやゼロにしてたまるものかと、、
タイミングや形は「今」や「この形」ではなかったかもしれませんが、どこかで、どこかのタイミングで実現していきます。
***その他の発表***
◆クレドが完成、昨日発表しました。詳細レポートは改めてします。

 

こまちぷらすクレド

外部理事のoffice musubime河合さんがこのクレドづくりをリードしてくださりそこにかけるリソース、時間とプロセスをみてね基金さんに支えていただきました。
大事にしたい価値を、「私」を主語に、「部門」を主語に、法人を主語に、時間かけて言語化しました。
答えはこれだ、「普通こうでしょ」、と思っている限りは楽にいろんなことにたどり着けるかもしれないけど、
大事なことを見落として進んでしまうことがあります。
こまちぷらすの場合は、
 「自分自身」
 「お客様や活動対象者」
 「組織の仲間」
 「まち/コミュニティ」
 「ビジョンミッション」
 「社会や時代」
ということの視点で自分に問いかけながら楽しく豊かに迷うこと。また、その土台に人の尊厳や人権法律を大事にすること
(こういうことを抜きに上の視点だけでは崩れてしまう)ということを、それはどういうことかと各部門で言語化しました。
法人全体のクレドの中の「豊かにゆらぐ」であったり「良くしようとするのはやめたほうがよい」であったり「自分の視野は5度」ということはこれまでこまちに関わってきてくださったり影響を受けた尊敬する方々の言葉でもあります。
改めて私たちのありようは、これまで10年間お世話になったみなさんとの関係のなかでつくられていったことを実感します。改めてありがとうございます。
◆保育園にお惣菜を届ける事業を始めます。
添付写真のようなお惣菜をつくり、お届けし、働いている子育て中の保護者の方がこどもをお迎えにいくときにお惣菜、味噌玉(添付写真参照)と、地域の情報(蛍がみれるところとかカブトムシがとれるところとか?ちょっとしたお勧めや役立ち情報などいろいろと考え中)もお渡しできたらと思っています。
地元保育園さんに相談にのってもらっていて、これから事業を詰めていきます。みそ玉も、昨年コラボしたTSUBAKI食堂さんの椿さんにも相談にのってもらったり、子育て支援拠点とっとの芽の皆さんに保育園さんとのコラボについて相談にのってもらったり、新しい事業を始めるにもたくさんの方に相談にのってもらっています。ありがとうございます。
◆eumoでの決済を夏から開始します!
 先日無事申請と登録が終わり、正式に登録店舗としてスタートできることになりました。
 eumo(https://eumo.co.jp/)は
 「共感資本社会の実現」に向け、当社の共感コミュニティ通貨事業として、「人と人とがつながり社会関係資本を構築する」ことを促し、「参加者、生産者、コミュニティの間で共感をひろげる」ためにつくられたコミュニティ通貨(電子マネー)です。
 これまでの資本経済とは異なる価値観で、共感をベースに人と人のつながりを育みたいという世界観に共感している加盟店、コミュニティの間で展開されています。
 お店へギフトとしてチップやメッセージが送れることや貯められない(チャージから3ヶ月後に使えなくなる)ことが大きな特徴。
 失効したコミュニティ通貨はユーザーやお店の社会貢献活動に活用される仕組みで人と人とのつながりを大事にするコミュニティが増えていく、そういう経済をつくっていこうというものです。
 代表の新井さんが鎌倉投信にいらっしゃるときから著書を読んできました。今の資本主義の限界と歪があるもののそこのオルタナティブな仕組みをつくるといっても具体的にどうやって・・・と誰もがその次のステップを描けないままでしたがこうやって実際に「形」にしていく人がいるということ・・・本当にすごいと思っていました。
 今年有難いことにご縁をいただき、eumo最幸顧問の新田さんやeumo代表の新井さんがこまちカフェに来てくださり改めてゆっくりお話ができ、人と人のつながりをつなぎ合わせていく新しい経済をつくっていく挑戦に希望を改めて感じました。こまちのスタッフが理解し利用にあたって説明ができるようにしていくプロセスを経て、登録店舗としてスタートしたいと思っています。是非こまちカフェで使ってください!
これらの「変わること」や「新たに始めること」の発表もありますが逆にやめていくことや一番最初に発表したように断念したこと見直すこと、また、これまでと変わらず大切に続けていくこともたくさんあります。
それをまるごと、皆さんに育ててもらいながら一緒につくっていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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