こんにちは、こまちぷらすスタッフ篠宮です。
こまちカフェ奥にあるお菓子工房で、アレルギーのある方もない方も一緒に楽しめる、クッキーを中心とした焼き菓子やこまちカフェのケーキやデザート、お誕生日やクリスマスのケーキを作っています。
お菓子部門ができたのは2020年。コロナ禍でカフェの飲食やイベントを休止した時期、家に閉じこもりがちな子育て中の方や地域の方に届けられるものはないか、と考えたのがお菓子の販売でした。
私自身、パン作りやお菓子作りは好きだったものの、小麦・卵・乳製品を使わずに米粉を材料とするお菓子作りはほぼ初めて。歯が折れそうなほど硬いクッキーや飲み込めないくらいボソボソのケーキなど失敗は数知れず、試作をするたびに落ち込み、そこからまた新しい工夫をし…その繰り返しで多くのレシピが生まれました。
こまちのお菓子は、心とからだにやさしいお菓子。お菓子を食べながらお茶を飲んで、いつもよりちょっとだけゆったりした時間を過ごしてほしい、という思いを込めて、召し上がる方の顔を思い浮かべながら作っています。
これまでに、お菓子という「入口」から世界が広がるような挑戦も続けてきました。季節に合わせて色とりどりのクッキーを詰めたクッキー缶tamatebakoや、世界をお菓子で旅する「世界のお菓子」。昨年秋には横浜髙島屋で開催された「LOVE YOKOHAMA」に出店し、お菓子を通して多くの方にこまちぷらすを知っていただく機会となりました。また、米粉の魅力を学ぶ小学生と商品開発やパッケージデザインを行い、一緒に米粉蒸しパンを販売するコラボ企画も実現しました。
小さなお菓子工房から、たくさんのつながりが紡がれています。日々のお菓子づくりには登録制ボランティアであるこまちパートナーさんの力をお借りし、作業の準備を地域の特別支援学校の生徒さんにお願いすることもあります。お客様からの声から新しいお菓子が生まれたり、召し上がった方が大切な誰かへの贈り物に選んでくださったり。たくさんの方がリレーのバトンを受け渡すように、こまちのお菓子を通してつながっているのを感じます。
お菓子は気持ちを伝えるもの。
それを大切にしたい気持ちは、家族や親しい人のためにお菓子やパンを作っていた頃から変わりません。召し上がっていただく方に届くよう、ひとつひとつ丁寧な対応を心がけています。
こまちぷらすという土壌で私自身が育ててもらえたように、
お菓子から広がる新しい世界と、温かなつながりが実る種をこれからも撒いていきたい。そのために今の私にできることを、できる形で少しずつ探していきます。
これからの挑戦も見守っていただきたく、どうぞ応援をお願いいたします♪
5月26日からの こまちカフェアニバ―サリー期間には、これまでの感謝の気持ちをこめて、期間限定アニバーサリープレートをご提供します。今回のテーマは「遊び心」。ワクワクして、口に入れた途端に笑顔になる、そんなスイーツをご用意してお待ちしています。(アニバーサリープレートご提供は5/27~6/14)
★世界のお菓子の動画も是非ご覧ください♪
*クラファンの詳細はこちら→ https://syncable.biz/campaign/7772
*クラファン期間は4月26日〜6月14日まで