【その情報、誰がために?】

こまちぷらすは、戸塚区役所内にある「とつかの子育て応援ルームとことこ」の、情報スペースの運営をしています。情報コンシェルジュが毎日一人常駐し、月間100件ほどの相談を傾聴して、必要な支援や情報に案内する、という仕事をしています。

その情報スペース担当のスタッフから先日、毎月作成している一枚のチラシについて、その形式やタイミングが果たして最適な形であるのかの問題提起がなされました。
というのも、そのチラシは、頻繁に更新されるインターネット上の情報をもとにして作成しているので、チラシを作成し印刷し配架できるようにするまでに、どうしてもタイムラグが発生して、インターネット上の最新情報よりも古い内容になってしまうからです。
チラシの上にインターネット上の情報を掲載するよりも、インターネットの該当ページに誘導できるような内容にするべきなのか、それとも紙として情報があることに意味があるのか…。
そうやって考えていく中で、この情報は誰に届いて欲しいと思っているのか、どんな時に使うことを想定しているのか、という話になると、それぞれの情報コンシェルジュが、それぞれ想定する「人」を思い浮かべている様子で、その姿に私は感じ入るものがありました。想定している状況、届けたい人、を念頭に日々業務に当たっているからこそ、適切な情報をお届けできているのだろうと思います。

我が身を振り返り…事務局という仕事柄、スタッフ以外の生身の人と接することがとても少なく、時間に追われながら書類やメールを「さばく」時、その作業は誰がために?ということを意識していないことがあるような気がして反省した山田でした。

とことこには、産前産後から学童期まで、様々な情報がそろっています。ぜひ一度訪れてみてください。