こまちカフェ・こよりどうカフェを訪れると、その壁面に「恩送りカード」という葉書サイズの用紙にコメントが記入されたカードが掲出されている景色に出会います。
これは、南イタリア・ナポリのカフェで100年ほど前に始まったという「カフェ・ソスペーゾ」からヒントを得て始めた取り組みで、見知らぬ誰かのために1杯分の代金を先払いしておく仕組みです。
こまちぷらすの大切にしている「恩送り」をそのままカードに託したこの仕組みと、広がりについてのレポートです。

こまちカフェで「恩送りカード」を始めたのは2016年12月のこと。10年余りの時間が経過しました。
今でこそこまちカフェ・こよりどうカフェに定着していますが、始めた当初は手探りでカードもスタッフお手製のものでした。

試みのきっかけとなったのは、「親子一組」での来店は勇気がいる、というお声をお客様から頂いたこと。何かうまい工夫はできないものかと考え続けていたところに、ナポリのカフェで行われている「カフェ・ソスペーゾ」のことを知り、掛け合わせて取り入れることができるのでは?と始めました。
育児に孤軍奮闘するお母さんお父さんにほっと一息つける時間をご提供したいというこまちぷらすの思いに、送り手の方のお気持ちをプラスして、「映画好きの方へ」「横浜ベイスターズファンの方へ」など、カードを送るお相手をご指定の上、メッセージを一言ご記入いただく仕組みにしました。
店内に掲出されているカードは、こうしてご記入いただいたものになります。
後日ご来店のお客様が、「これは私のことだ」というカードに出会ったら、そのカード使ってドリンクを一杯無料で(こよりどうカフェではお食事のバージョンもあります)召し上がっていただけます。お楽しみ頂いた後にはお返事を書いていただき、店内でご覧いただけるようにファイリングする、という流れになっています。
見知らぬ「まちの誰か」が応援してくれている。
慣れない育児に戸惑う時、そう思えることはとても心強いものだと思い始めたものですが、たくさんの方にご共感いただき、10年間続いてきました。

今回のクラファンのタイトルにもなっている「恩送りのバトン」を具現化する取り組みの一つである「恩送りカード」について、15日(月)20:00〜のこまちぷらす応援隊ミーティングでは、カフェの現場でどんなふうにご活用いただいいてるか等の風景を交えてお伝えしていきます。
クラファンだけでなくこちらのミーティングへもご参加をご希望される方は、fr@comachiplus.orgまで、15日(月)の19:00までにご連絡くださいませ。
皆さまのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。
詳細はプロジェクトページをぜひご覧ください。
▽ご支援はこちらから
「恩送りのバトン」をこれからも ~こまちぷらす クラウドファンディング 2026~
https://congrant.com/project/comachiplus/22569

