2026年4月4日にリニューアルオープンしたこまちカフェ。改装に込めた思いや今後の挑戦や展望を、マネージャーの守家と店長の荒井に聞きました。
なぜこのタイミングでリニューアルオープン?

武笠: 今年で12周年を迎えるにあたり、4月4日にリニューアルオープンしました。まずは、なぜこのタイミングでリニューアルしようと思ったのか、きっかけを教えてください。
守家: 2014年のオープンから12年、イベントスペースなどは少しずつ変えてきたものの、カフェ自体は何も変えてこなかったんです。だから「そろそろリニューアルしたい」という思いがずっとありました。
それに加えて、12年の間に時代や周囲の環境が変わって、カフェにいらっしゃる大多数の方が「0歳児の親子」になっていました。気付けば以前に比べて少し上の世代(小学生など)が来づらくなっていて。私たちはもっといろいろな世代の方に来てもらいたいという思いがあり、放課後の活動(4時からのこどもとおとなの学校)を始めたことに伴って、全体の雰囲気を変えることにしました。
ずっと同じ「子育て中の方だけのカフェ」であり続けるのではなく、変わっていく必要があるのかなって。そこで、1人でもふらっと入りやすいように、少し大人っぽい雰囲気にしました。
荒井: あと、もう一つ大きいのが「セントラルキッチン」の構想です。2~3年前から「調理場を火の使わない形にして、より多くの人が関わりやすい場所にしたい」という話をしていたんですが、今回のリニューアルのタイミングとカチッと重なって、「いよいよやってみよう!」ということになりました。
今後、こまちカフェで新しく挑戦してみたいことはありますか?

武笠: リニューアルを経て、すでに変化を感じている部分はありますか? また、今後新しくやっていきたいことを教えてください。
守家: 驚いたことに、リニューアルした途端に、お子様連れではないお客様が増えました。SNSの「リニューアルします」という投稿の閲覧数がすごく伸びて、「今まで来たかったけれど来られなかった」という大人の方や、一人でいらっしゃる方が来店してくれるようになりました。
荒井: 一人でも来やすくなったという声は実際に聞いています。でも、子育て中の方にとっても「おしゃれな場所に行くのを諦めなくていいんだ」と思ってもらえる特別な空間であり続けたいです。
守家: それと、こまちカフェでは火を使わない調理が増えて安全面の課題が減ったことを活かして、もっと関わりの入口を広げていきたいです。以前の私自身がそうだったように、「子どもをおんぶしたり抱っこしたりしながら、ボランティアやパートナーとして関われる場」をもう一度作っていきたくて。この関わりやすさは今後もっと発信していきたいですね。
一方、変わらず守り続けたいことも教えてください。

荒井: やっぱり、平日のランチタイムに見守りボランティアさんがいること。そして、アレルギーがある人もない人も、みんなが同じテーブルで一緒に美味しいごはんを食べられること。ここは大切に守り続けていきます。
守家: あとは、カフェにいらした方が、「お話ししたい」とか「何か関わりたい」と思ったときに、会話したり関われるような機会ができる温かさは残したいです。実はリニューアルして一部セルフサービスを取り入れたんですが、お客さんが「ごちそうさま」って食器をカウンターまで下げてくださるといった、思いがけない素敵な関わり合いも生まれていて。
荒井: そうそう、「持ってきてくれてありがとうございます」ってお互いに言い合えるような。お店とお客様という関係を超えて、みんなで一緒にこの場所を作っているような心地よい雰囲気が流れているなと感じます。靴を脱いで上がるスタイルだからこそ、どこか「知り合いのおうち」にお邪魔しているような安心感があるのかもしれませんね。
街の方に応援していただきたいこと

武笠: 今回のクラウドファンディングでは、この場所を存続させ、さらにカフェから道へ飛び出していく新しいチャレンジを掲げています。皆さまにどんな応援をしていただきたいか、メッセージをお願いします。
守家: 今までカフェの中でやってきた温かい繋がりを、今度はお店の外に一歩踏み出して広げていこうとしています。その新しい仕組みを、ぜひまちの皆さんと一緒につくっていけたら嬉しいです。
荒井: 最近すごく実感していることがあって。私たちって、カフェの中で赤ちゃんが泣いていても「元気だね」「可愛いね」って自然に思えるじゃないですか。でも、一歩外に出ると「公共の場所で泣かせたらどうしよう」って不安に思っているお母さんはまだまだたくさんいます。
だからこそ、私たちがまちに飛び出していくことで、「どこで赤ちゃんが泣いても、周りの大人が可愛いね、懐かしいねって微笑んでくれるような温かい空気」をまち全体に広げていきたい。それが本当に大切なことだと思うんです。
そういう「まち」をみんなでつくっていくために、クラウドファンディングでの応援はもちろん、カフェで「寄付付きメニュー」を食べていただくだけでも大きな力になります。募金箱に募金を入れてもらうのも嬉しいですが、美味しいランチを楽しみながら、少しだけ未来への投資として贅沢なメニューを選んでもらう方が、気軽に参加しやすいのかなって。色々なカタチで、ぜひこの場とこれからの挑戦を一緒に応援していただけたら嬉しいです!
こまちカフェのリニューアルには、パートナーさんやまちの皆さん、スタッフの家族など、たくさんの方に力を貸していただきました。本当にありがとうございました。12年間の時の流れの中で、時代と共に変化していくことと、変わらず大切にしていくこと。こまちカフェのこれまでとこれからに関わる皆さまに感謝しつつ、場を守り、開き、新しい挑戦をしていきます。これからもこまちカフェをどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。
詳細はプロジェクトページをぜひご覧ください。
「恩送りのバトン」をこれからも ~こまちぷらす クラウドファンディング 2026~
https://congrant.com/project/comachiplus/22569

