4月のスタッフ研修~完成したクレドを元に事例検討を~

月に1回、カフェを閉めて開催する定例スタッフミーティング。
4月のミーティングが先日終了しました。
今回は2022年度最初のミーティングのため、こまちぷらすがどんなことをしている団体なのか?
を改めて振り返る時間を持ちました。日々取り組んでいる仕事がどんな風に繋がっていくのか、
その仕事をしていく先にどんな景色を見たいか、そのためにはどうしたら作れるのかを具体的に
イメージを膨らませながらスタッフ全員で共有しました。
また、私たちが様々な事業に取り組み、たくさんの対話の場を作り、まちの力で子育てが豊かに
なるように、と考えているのはどういうことか、ということも振り返りました。
出産のような大きなライフステージの変化を迎えた時、これまで歩んできた道では見えて
こなかった出来事に初めて向き合う、ということがあります。その変化に戸惑い、
迷いが生じた時、同じ道を先に歩んで来た人、同じように迷いながら歩み始めようとしている人、
歩み始めようとしている人を応援してくれる人の存在を知っていたら心強いだろうと考えています。
まちにいる人たちとの様々な繋がりの中で、親子共に様々な居場所や逃げ場が得られたり、
参加することで新しい自分と出会えたりすることは、きっと豊かな子育てにつながると
考えているのだ、ということを改めて確認しました。
そして、昨年度1年近くかけて作ってきたクレドがようやく完成しました。
事業部ごとにクレドの内容は異なりますが、それぞれが日々仕事をしている時に
迷ったり困ったりしたときに振り返れる指標となるものができたのは本当に大きいです。
そのクレドを元に直近の事例を出して、スタッフ全員で自分の考えや仲間の考えを共有する
時間をとりました。自分が○○だったら…と色々な立場で考えているうちに、
出てきた2つの疑問をご紹介します。
1つ目。「ルールってなんだろう?」
どんな時でも守らないといけないこと。/臨機応変な運用ができること。
その違いはなんだろうか。
2つ目。「平等ってなんだろう?」
みんなに全く同じような対応をすることだろうか。
この疑問は、スタッフそれぞれが日々の業務を通して考えていくことにしました。
答えは1つではなく、自分の考えに自信がなくなることもありますが、
色々な人の意見や迷う部分などを聞きながら、自分なりの答えが見えてくるのでしょう。