産前産後からまちとの繋がりができる取り組み

こまちぷらすの事業の一つ、ウェルカムベビープロジェクトでは、
出産祝いの送付やプレパパプレママ講座の他、
取り組みの一つとして妊婦さんと産後間もないママがおしゃべりできる場を開いています。
こまちぷらすのミッション
「孤立した子育てをなくし、それぞれの人の力が活きる機会をつくる」とも直結する場の一つで、
コロナ禍で家庭内で親子が孤立することを懸念して始めたオンライン事業の一つです。
現在は月に3回オンラインで「マタニティ+産後ママ会」、
月に1回こまちカフェのイベントスペースで「マタニティ+産後ママカフェ」を開催しています。
「マタニティ+産後ママ会」や「マタニティ+産後ママカフェ」は昨年度開催していた
「プレママ・プレパパ講座」やこまちカフェで告知をスタートしました。
毎回2~6名の参加があり、その多くが産後ママさんですが、
時々妊婦さんもご参加くださることもあります。

◆オンラインとリアル開催から見えてきたこと◆

新型コロナウィルスをきっかけにオンラインでのイベント開催を増やしてきましたが、
昼間お子さんと2人っきりで過ごしている産後間もないママさんが外に出ることなく、
オンラインを通して他の方とおしゃべりをして繋がれるようになりました。
また、リアル開催だったら参加できなかったであろう県外の方々も参加できるようになり、
幅広く交流ができるようになりました。オンライン開催のメリットが見えてきたように感じます。
また、こまちカフェのイベントスペースで開催している「マタニティ+産後ママカフェ」では、
妊婦さんが産後ママさんの赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、
ミルクをあげてみたりして、実際に赤ちゃんのお世話を体験する機会もあったそうです。
オンラインでは味わえない貴重な体験ができるのもリアルで集まれる醍醐味なのでしょう。
どちらも日頃のお子さんの悩みや気になること、
疑問などを参加者の皆さんに質問して情報を得たり共感し合ったりできる時間となっています。
かつて妊婦さんや新米ママさんだった方が、
少しずつ先輩となって自分たちの経験や情報を話してくださるようになっていく循環が生まれています。