新型コロナウィルスの一連の騒動が始まってからおよそ一年。
事務局としては、翻弄された一年間の諸々の決算をまとめる時期に入りました。
今年度は、昨日考えて決めたことが今日になったらやはり変更したほうが良いというような事態が度々起こり、そんな中で「社会にとってのニーズ」の変化を見極めることと「自分たちにできること」のバランスをとることに、力を割いてきたように思います。
そして今、数字を振り返って今一度強く思うのが、何とか活動を維持するために必死になる中、いかに多くの方に支えていただいたか、ということです。
ご寄付くださった方がのべ200人以上もいらっしゃいました。心よりお礼申し上げます。
この下支えがあったからこそ、ご参加者の方へのご負担を掛けない形で新しいオンライン上でのおしゃべり会を複数展開したり、カフェでのテイクアウトやオンラインショップの開設といった新しいことへの挑戦を、歩みを止めることなく行うことが出来ました。
こうして新型コロナウィルスへの対応を余儀なくされる日々が長引いたことで、相談できる場所やおしゃべりできる場所・少し気持ちを緩めることのできる場所が、物理的に少なくなってしまっていたり、出辛い状況になってしまっていたりと、とりわけ妊娠期や0歳~1歳児のお子さんを育てる方にとっては厳しい状況であると感じています。
法人全体の一年間の数字のまとめを見ていると経営的にはかなり厳しいものがあります。しかし、現状の社会の状況に対処するためにはNPO法人としてできることがまだたくさんあることも同時に強く感じています。
この一年支えて下った皆様に感謝申し上げますとともに、今この再びの緊急事態宣言下で今必要な新しいことに挑戦できるよう、ご支援いただければ幸いです。