テレビ放送のご報告/NHK首都圏ネットワークで紹介されました!

ご報告が遅くなりましたが、先週金曜9/17のNHK総合首都圏ネットワークにて、
ウェルカムベビープロジェクトの取組をご紹介いただきました!
「孤立しないで子育てを」というテーマで、コロナ禍で子育て中の方々が対面で交流する機会が
制限される中、2020年5月より続けてきた「マタニティ+産後ママ会」というオンラインおしゃべり会
の取り組み、そしてまちからの出産祝いを届ける取り組みについて、おしゃべり会に参加された方や、
出産祝いを受け取られた方へのインタビューも交えて紹介されています。

新型コロナの感染拡大に伴い、産院や行政主催の母親教室などが中止になり、
子育て広場等も閉鎖になっていた頃に出産され、子育てをスタートされた方々がたくさんいらっしゃいます。

気軽に話せる相手が近くにいない状況の中、子育てのちょっとした疑問や、
ご自身の気持ちなど「誰かに話せる場」や、同じように子育てを頑張っている「誰かとつながれる場」が
必要と考え、私たちも手探りながらzoomを活用してのおしゃべりの場を週に1回始めました。
(現在は月に3回のオンライン開催と、月1回のカフェ開催で実施中)

インタビューに協力くださった参加者の方々からは、

「引っ越してきたばかりで友達もおらず近所付き合いもないので、唯一の地域の大人と話せる場」
「親戚にも会えない状況の中、オンラインで観続けてくれる人がいることがありがたい」
「はじめは、誰かと話したくて参加して、そこから友達ができた。はじめの一歩になった。」
といったお声をいただきました。

また、出産祝いを受け取られた方は、ご自宅での取材にご協力くださり、コロナ禍で立ち合いも
面会もない中でのご出産、産後すぐに地域の児童館が閉鎖となり、寂しい思いで子育てをしていたところに
出産祝いが届いたこと、その中にあった地域の方からのメッセージに力をもらったことを
お話しくださいました。

「家族以外の人にフレーフレーなんて言ってもらえるんだ。と嬉しくなった」と、目に涙を浮かべながら、
その頃のことを思い出されていました。

横浜市戸塚区での出産祝いのお届けを始めた2016年から、そしてコロナ禍での活動となったこの1年半、
どんな状況で生まれてくる赤ちゃんにも「おめでとう」を、子育てするお母さんお父さんに、
「応援しているよ」を、まちのさまざまな方と一緒に届けられたらという思いで、
たくさんの方のお力を借りながら活動を重ねてまいりました。

人と出会いつながることが難しい今だからこそ、少しずつでもまちの誰かを感じ、
まちの誰かと出会える機会を、今後も作ってまいりたいと思います。

今回の取材にご協力くださった皆様、

貴重な機会をくださったNHK横浜放送局の皆様、
そして日頃よりプロジェクトを支えてくださる皆様に、改めまして感謝申し上げます。
放送内容は、NHKプラスにて9/24までご覧になれます。