オーストリアにて開催された「ルツブルクグローバルセミナー」に登壇

6/21~6/23に、オーストリアにて開催された「ルツブルクグローバルセミナー」に代表森が出席、3日目に登壇の機会をいただきました。

内容の詳細レポートは主催者の方針でできないことになっているそうで、森による感想をお届けします。


オープニングでは、なぜ「多極化する世界における東の視点」というテーマになったのかという説明がありました。その後、3日間様々なスピーカーの話を視聴したところ、日本はほぼ話題に上らず、時々過去の話として触れられる程度でした。インドASEAN諸国がこれからどれだけ経済を牽引していくのかを肌で感じました。

「新たな中間層の増え方は毎年国が一つ誕生する」くらいのペース。インドでは毎年2500万人の赤ちゃんが生まれているそうです。もちろん急速な都市化と人口増はそれに伴うリスクや課題は山ほどありますが、欠乏感は新たなイノベーションを産むという感覚でとにかくトライアルをしていることには、本当に圧倒されます。

そのような中で、最終日にスピーカーとしていただいた機会でしたが、1日目、2日目までの話がほぼ経済や政治などの話が中心でしたので、どう捉えられるか心配でした。community-based approach(コミュニティに根差したアプローチ)としてのカフェのありかたや日本の有り様について、驚くほど関心を持っていただき、フィードバックをもらいました。

個人の自由と権利の尊重はもちろん大事だけれども、西洋の行き過ぎた個人主義の弊害に対して、宗教や歴史や産業や土地が育んできた和を重んじるアジア諸国の価値観は逆に今、注目されていることを実感しました。様々なジェンダー指数や幸福度指数は 西洋の価値基準で作られていることやそのそれぞれの国が目指すことをその土地と切り離した指数に基づいて決めていくのはおかしいことだ、などと様々な話ができました。

もうGDPで競うのではなく土俵を変えていくこと。日本はどう転換をしていくのかが注目されていることを感じました。

最後に、一緒に登壇したネパールの紛争からの回復で活動している方が、「お互い帰国したらカフェについて教えてほしい。ネパールでも考えたい」と話してくれたのが嬉しかったです。

そして、安全な場で自由に話せること。その価値を再確認する機会となりました。