【対談録】クラウドファンディング特別対談   ~一般社団法人ちいきん会代表理事 新田信行氏× こまちぷらす森~

こまちぷらすでは、8/25(金)よりクラウドファンディングがスタートしました。
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クラウドファンディング対談企画の第2弾ゲストは 一般社団法人ちいきん会代表理事 新田信行氏にお越しいただきました。


森:こんにちは!認定NPO法人こまちぷらすの森です。今回はゲストとして、大好きな新田さんをお呼びしています。よろしくお願いいたします!

新田信行さん(以下、新田)よろしくお願いします!

森)新田さんは無数の肩書があるので、どの肩書でご紹介しようか悩んでいたところなのですが、そのうちのいくつかをご紹介させていただきます。まずは「一般社団法人ちいきん会」という、全国の地域金融のみなさんを取りまとめている組織の代表理事を務めていらっしゃいます。それから「NPO法人日本ファンドレイジンク協会」のアドバイザーをされていらっしゃる。そして、全国の子ども食堂をとりまとめている「認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」の顧問をされていらっしゃるんですね。このような形で、さまざま分野をまたぎ、全国各地を飛び回りながら、よりよい社会をつくるために活動されている新田信行さんです。

新田)はい、よろしくお願いします。

森)新田さんのベースは金融でいらっしゃっるんですよね?

新田)はい。

森)そしてずっと、気持ちのあるお金がどうやって社会にちゃんと回っていくかについて関心を持っていらして、力を注いでこられたと聞いております。新田さんが、なぜこのようなことを今思うに至ったのか?それから、他にも様々な取り組みをされている活動についても触れながら、自己紹介をお願いいたします。

新田)色んなことをしていますが、専門分野でいうと「地域金融」「社会的金融」「地方創生」「中小企業支援」が私の中心フィールドです。まずお金の話からすると、金融ってなんでしょうか?ということですね。

これは簡単に言うと、人の体に例えれば、お金は「経済の血液」と言われているんですよ。

金融は「経済の血液」を回す「循環機能」。すなわち心臓であり、血管なんですね。ただ、今の日本を見たときに、日本のすみずみまで、体で言えば手足や指先まで、お金という血液が潤沢に回っているのかということなのです。日本って今、ものすごくたくさんお金はあるんです。でもそのお金が、一部のお金持ちに集中して動かない、そもそも循環していない。あとは、手先や指先の毛細血管に血が行き渡らなくなっている。

地方創生やさまざまな現場を見て私が思うことは、現場にあたたかい血液、つまりお金が回っていないこれはやはり、金融にずっと携わってきた人間として、この辺をしっかりと取り組まなければ、日本の地域社会や社会課題、あるいは子どもたちの未来が良くならないのではないかと思い、活動を続けています。

■3種類ある「金融のカタチ」とは?

森)ありがとうございます。今ご説明いただいた背景もあり、地域でもいろいろな活動を立ち上げているんですよね?どのようなことをやっていらっしゃるのでしょうか?

新田)ええ。まず、実は金融というのは、3つの種類があるんです。

森)はい

新田)1つは銀行でみなさんが「預金」をします。銀行は融資をします。お金を貸したり、借りたりする金融ですね。間接金融という形で、主に銀行や信用金庫が行っている金融です。2つ目は出資」や「投資です。株を買ったり、会社に投資をする。受ける側は資本を集めるんですね。借りるのではなく、「当社の株主になってください」ということ、あるいは「一般社団法人の出資者になってください」ということ。そして3つ目は寄付ですね。「私のお金をぜひ、これに役立ててください」ということ。

日本に寄付文化は無いと言われることがありますが、もともとはあるんですよ。昔で言うと、お布施はそうですね。あと、今でも神社やお寺に行けば、江戸時代の「○○さん」という名前が石に刻まれていますよね。あれはみんな寄付ですよ。地元の人たちがお金を出しあって、神社やお寺をつくっていたんですよ。なので、この3つの種類が金融にはあるんですよ。

特に社会事業の話ですと、「銀行にお金を貸してほしい」と言っても、「おたくには融資できません」と言われてしまう。それは儲かっていないことも原因になってくるかもしれません。あとは、社会事業は株式会社のような形ではなく、一般社団法人やNPOでやっているケースが多いので、投資するといっても株価が上がらないから儲からない。だから投資をしないということもあります。もう一つは、寄付です。寄付と言っても赤い羽根募金や東日本大震災であれば、みんな寄付をするんですよ。

でも、まちのコミュニティをつくる」とか、「子どもたちのフリースクールをつくる」とか「子ども食堂をつくる」とか、そういった取り組みにはなかなか目がいかないですよね。そのような意味で広く言うと、SDGsでいわゆる多様性や包摂性と言われますが、いろいろな多様なものに対して包摂性、つまり誰一人取り残すことがないことがSDGsの合言葉であるにもかかわらず、金融の世界で言うと、みんなお金持ちの方にお金が流れていってしまいます。

ただ、お金持ちやお年寄りはお金を抱えたまま流さないのです。心臓に血液があるにもかかわらず、その血液を毛細血管や指先に流そうという動きがない。これが資本主義の問題と言われていることです。それではどんどん指先が壊死してしまい、日本の地方創生や都市部でも、貧困の問題がありますよね。社会課題に対して、一つ一つのつながりがないので、お金もつながっていかないんですね。

だから一つ一つのつながり、信頼関係や絆などと、それに沿ったお金の流れが一緒になってできてくる話なので、そのようなことを「こまちぷらす」さんのように想いを持って取り組んでいく人たちにお金が流れたら良いなと思っています。あるいは応援してくれる人たちの絆が、もっと深まれば良いなと。そして、できれば地域だけではなく日本中のいろんな人たちがつながって、集まってくれば良いなとも思っています。

地域社会での「3つの立ち位置」とは?

森)はい。3つの「金融」の説明と、なぜそこにお金が回らないのかということもセットで聞いて、今、この記事をご覧のみなさんも「そうだ!そうだ!」と頷いているところを想像します。少し前にお話しされていましたが、フリースクールやシングルマザーの住まいなど、いろんな事業がありますが、受益者負担がとても難しい分野ですよね。でも受益者負担がないので、そこは全てボランタリーでやるべきなのか、行政にお金を出してもらわなければいけないのか、という2択ではなく、地域の皆さんたちが支えていく姿が元々日本にはあったわけなので、そこに新しい形で再度つくっていくということをされているということでしょうか?

新田)そうですね、これも3つ世の中の立ち位置があると言えまして、1つは自助努力が当然必要ですよね。何もしないで助けを求めるのではなく、自分はこうやって一生懸命に生きているということ。お金でなくても良いです。仏教で言うとお布施という言葉があります。お金がある人はお金を出せば良いのですが、お金がなかったとしても、お百姓さんであれば豊作のときにおすそ分けでモノを持っていっても、お布施になるんですね。お金もモノもない人でも、「無財の七施(むざいのななせ)」というものがあります。

例えば、笑顔で人と接することもお布施なんですよ。「和顔施(わがんせ)」と言いますが、これは私の座右の銘です。それから人助け。重たそうにしている人の荷物を持ってあげる、これもお布施ですね。喜捨(きすて)を使ってもらうこともお布施です。優しいまなざしで人と接することや、優しい言葉で語りかけることもお布施なんです。

もともと日本は、神社にしてもお寺にしても、助け合いで生きてきました。それが高度経済成長などを経て、自分のお金は自分のモノであるという方向性に行き過ぎてしまっているのではないかと思います。日本人自身は、日本のもともと自然が厳しいところで、一緒に田植えをして助け合って生きてきた民族です。そのことをみんな、そろそろ感じ出してきている。

戦後でも、1960年代のフォークソングで「力を合わせて生きていくことさえ、今ではみんな忘れてしまった」と歌われています。でもその後に「だけど僕たち若者がいる」と詞が続くんです。だから今も戦後と同じように、一つの時代が終わって、新しい時代への変わり目だと思うのです。時代の変わり目というのは、必ずみんなで力を合わせて助け合って生きていく。

2つ目は行政がやる「公助」。でも、経済と政治だけでは絶対にうまくいきません。

最後3つ目の「社会」のことを「共助」と言います。「自助」「公助」「共助」で言いますと、今の日本はみんな「自助」であり、それができなくなると、次は「公助」である「行政は何をやっているんだ」と言う。

でも、一人一人はそんなにお金が無くて、行政もなんでも隅々まではやってくれない時代においては、「共助」です。近所付き合いや村、一緒に住んでいるみんなで助け合って生きていくことですよね。

その新しい形を私はつくっていく時代なのかなと思うので、こまちぷらすさんの行動や考え方は、まさに今の時代が求めているものだと思います。また、そうゆうことを求めていろんなことをやっている日本中の人たちにも、勇気や元気を与えてくれるのではないかと思います。

森)ありがとうございます。まさに「助け合う」ということがないと、新しい時代を迎えたときや個々のレベルで見ても、生きていくことが、特にケアが必要な人がいる家庭には、本当に難しい時代になってきています。

今こそというのは、私も同じ思いです。その時に助け合う相手が見つからなかったり、頼りたくても頼りあう相手が見つからない。それが待っていてもなかなかできないときに、私たちは出会う場や多少のおせっかいをして、関係を深めるきっかけがあったり、自分自身の元気を取り戻す場が、町中に必要であると強く思います。そこの場をつくろうとしている人たちが、ここ3年、特にコロナの時期にものすごく増えていて、70人以上の方に講座をしながら、それでもなお、視察や問い合わせが増えてきています。

これだけの人が、日本中で助け合いやつながれる場をつくろうとしていることに、私はすごく希望を持っているんです。その時に、先程の冒頭のお話に戻りますが、みなさんそれぞれの地域で自分らしい想いを乗せた場をつくろうとしているのですが、場を見つけることも、初期段階の800万や1000万を用意することも、志でつながれる仲間を見つけることも、一人から暗中模索、孤軍奮闘で始めていて、途中で心が折れてしまう様子を見ていて、居場所の価値を知られていなかったり、理解されていないことも大きいと思います。

金融も貸してもらえなかったり、場所も不動産を貸してもらえないんですね。多くの人たちと一つのムーブメントと言いますか、今回のように新田さんも一緒に語ってくださる場をつくりながら、こうゆう場が今こそ必要なのではないかということを感じます。私たちはフランチャイズをしようとは思っていないんですね。この場をつくろうとしている全国の仲間たちが居て、その人たちと応援したいと思っている人たちがつながっていくことを、ぜひやっていきたいと思っています。

でも、どのように行動に落としていけばよいかが分からないと思ったときに、昨年1年間、新田さんにも加わっていただきながら、検討会を行ったんですね。日本財団の助成をいただきながら、2023年2月2日に報告会を行い、たくさんの人に来ていただいたのですが、そこで最後に提案したことがあります。何かと言いますと、「居場所づくり勝手に応援団」というものだったんですね。イメージとしては「運営したい、場所をつくりたい」という事業者が地域行ったときに、官民学金それぞれの分野からキーマンが集まって、居場所の立ち上げから立ち上げ後のフェーズで伴走すること、志でつながる仲間をつくっていくことが必要であると、新田さんが力強く言ってくださいました。

新田)はい。

森)その機会で非常に後押しされて、今回のクラウドファンディングをはじめるきっかけになりました。改めてありがとうございます。

つながっていくものがつながっていないことを新田さんが語っていらして、そこをぜひ、この場でもシェアしていただきたいです。何を見てそう感じていただけたのでしょうか?

「居場所立ち上げへの伴走」と「志でつながる仲間をつくること」への想い

新田)今のいろんな社会課題のほとんどは、根っこが孤立なんですね。みなさん、「私は自立している」といい方もいますが、自立というのは実は、たくさんの人に助けられて生きていくことを自立といいます。一人でやろうとするんですよ。事業者の方にもよくいらっしゃいますが、会社をつくるにも、一人でやろうとする。人のつながりが会社や事業を立ち上げることにもなるので、自分一人ではやらないことが大事です。

同じ想いを持った人が、誰とやるか。それは一人一人なんです。そして5人集まれば会社がつくれます。一般社団法人でも、株式会社でも。人と人とのつながりの中から、信頼に基づいてお金が動き始めます。このような動きに対して、特に社会実験をやっている人たちは、みんな孤立しているように、私には見えます。良いことをやっているんですよ。

フリースクールを一生懸命立ち上げて、障がいのある子どもたちを助けようとしたり、登校拒否の子供を助けようとか。でも、ほとんどみんな、一人ですよね。誰か多少、お手伝いしていることはあっても。子ども食堂もそうですよね。日本中のさまざまな社会事業の現場を私はたくさん見てきましたが、ほとんど孤立しています。

やはり、目指すものが同じなのであれば、そこでつながっていく。つながることによって、応援する人も出てくる。社会は自助ではなく共助なんです。共助の場でつながることによって、新しい未来と価値が生まれます。つながることにも2種類の方法があります。

1つ目は、その地域で深くつながること。一緒に事業をやること。場合によっては人生をともにして、お互いに事業を精一杯やっていく深いつながり。これは実際にリアルにモノを動かしていることです。

そして2つ目は、広いつながりです。例えば、東日本大震災のときに、日本中から義援金が集まりました。学生が100円や200円から義援金を入れるんです。そうゆう意味で言うと、日本は共助の気持ちがある。自分たちだけではなく、他の地域、あるいはいろいろな切り口で困っている人たちを助ける想いというのが、私から見ると、根っこにある「みんなで助け合い力を合わせて生きていこう」ということにつながると思います。

だから、こまちぷらすさんの活動にみんなが共感してくれて、「私たちはこんなことをやっているので、一緒にやってみませんか?」と一緒に関わることで価値が生まれ、新しく今までになかった未来をつくるのではないかと思うのです。そのような意味で、私も大変期待をしております。

森)ありがとうございます!エールとなるようなメッセージをいただいて嬉しいです。今回、新田さんがこれまでのお話をしてくださったことを見ている方は、きっと驚いていらっしゃるのではないかと思うんです。金融が専門の方が、これだけ人のつながりのことを語っている。

でも本当は、全部根っこが同じ。「そもそも、何のためのお金だっけ?」ということを、ずっと語ってくださっていると思うのですが、金融と社会がまったく実態を見ていると組み合っていない。これが今後どうなっていったら良いか?どのようにつながっていけば良いか?ということについて、新田さんは何かお考えになっていますか?

「金融社会がつながる」ために、今後何をしていけばよいか?

新田)金融という意味では、いろいろな金融があります。例えば先程お話した株に投資をすること。これも一つの金融の形です。ただ、今はどちらかというと、いろいろな金融がある中で、社会的な金融において本当に今の日本は、非常に残念な状況になっています。今の日本の金融を食べ物に例えると、洋食屋さんや中華屋さんばかりなんですよ。和食屋さんがないんです。洋食屋さんも中華屋さんも必要なのですが、やっぱり寿司や肉じゃがや納豆を食べたくなる時があるじゃないですか。だから、金融はものすごく均一性のあるものになってしまっている。

SDGsで言えば、多様性や包摂性はキーワードだと思いますが、金融の世界で言えば、むしろ均一性というのは、排除にあたります。お金持ちや大企業のための金融に終始してしまっている。それは世界的にも同じです。

資本主義は、どうしてもその方向に進んでいく。それに対して社会的な金融がある。簡単に言うと、日本の金融界には500くらいの数がありますが、そのうち8割は共同組織金融、信用金庫、信用組合です。銀行は上場株式会社です。

それに対して、信用金庫や信用組合は上場していないどころか、株式会社ですらないのです。まさに共助です。私が在籍していた信用組合で言いますと、組合員が出資する。これが資本勘定です。組合員が預金をする。これが負債勘定です。貸出先が組合員なのです。組合員宛ての貸出が資産なんです。だから株式会社の銀行とは、もともとの成り立ちが違う。実は歴史の中で共同組織金融というのは、一番新しい金融です。

もともと中世から日本でも、ヨーロッパでも存在していたのは、高利貸しです。質屋さんや、今で言うノンバンクが多いです。その後、産業革命と一緒に株式会社ができたところで、銀行ができます。でも、それに対して地域社会や農村の人たちが、高利貸しではなく、自分たちで金融機関をつくりたいとできたのが、信用金庫や信用組合です。そうゆう金融は、これからますます必要になりますし、日本はお金がありますから、お金を持っている人が「自分の地域を良くしたい」とか、「未来の子供たちが住みよい地域であってほしい」とか、「自分の子どもや孫やひ孫へお金をどのように届けていくのか」といった想いを持つこと。

例えば、もともと日本では二宮尊徳さんがいます。信用組合の祖といっても良いと思います。彼が発案した「五常講」という言葉があります。「五常」というのは、「仁・義・礼・智・信」です。「講」というのは「人と人のあつまり」です。「仁・義・礼・智」によって、「信」が生まれる。つまり、人と人との信頼関係に基づくお金の流れなのです。

「仁」というのは、人に対する思いやりや優しい気持ち。「義」というのは、筋道を立てて悪いことはしないこと。「礼」というのは、礼節や立ち振る舞い。「智」というのは、智恵ですね。「仁・義・礼・智」の4つの徳が加わることで、信頼が生まれます。この信頼に基づいてみんなで助け合い、お金を融通するという考え方が、五常講であり、もともとの信用金庫、信用金庫の成り立ちです。

信用組合の理事長を務めていた私としても、銀行は大事ですが、すべてが銀行では困ると思っています。保証協会や政策金融公庫のような公的な金融。

それに対して、上場株式会社の銀行のような経済的な金融

さらに社会的な金融です。すなわち株式会社ではなく「助け合いの金融」であり「信頼の金融」です。このような金融は、もともと日本にも世界にもあるということですね。

それをなんとなく、高度経済成長の時代で「とにかくGDPを増やすんだ!」「お金やモノを増やすんだ!」と進めてきたことで、行き詰ってしまった。

だから「助け合いの金融」であり「信頼の金融」をみんなでやっていくためのベースは、人と人とのつながりであり「場」なんです。

森)そうですね。

新田)鶏と卵、どちらから見るかですが、どちらかと言えば、人と人との場がある。そこに一緒に助け合って生きていくという、人と人との絆や信頼関係が生まれたときに、社会的金融の血液が流れ出すんですよ。そのような金融をやりたいと思っている中で、こまちぷらすさんの想いが日本中にいろんな形で種として飛んで行って、それぞれの地に合った実や花を結んで、それぞれの地域、ひいては日本中が信頼や特に基づいたお金の流れができて、より住みやすい未来になること。お母さんや子どもたちが元気な未来になればよいと思います。

森)ありがとうございます!まさにそのような未来をつくりたいと思っていますし、いろいろなことがほっておけない、自分が出会ってしまったなにかしらの「おかしいと思うこと」があるじゃないですか。そこに対して動いている人たちが増えていって、それを面白がって、形にしていることで、子どもたちが大人になりたいと思う社会になっていくと思います。

子どもも大人も一人ではなく、「なんとかなる!」と思えるような関係性がたくさんあることに向かっていければ、私たちが取り組んでいる「孤立した子育て」もなくなっていくだろう、まちのみんなで子育てをしていく社会になるだろうと思っています。エールと私たちのビジョンを違った形で言い換えて価値づけていただき、改めてありがとうございます。まだまだ語りたいことはありますが、今回はここまでとさせていただきます。新田さん、ありがとうございました。

新田)ありがとうございます。よろしくお願いします!

対談映像はこちら

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