「社会的孤立を防ぐ『地域コミュニティ構築人材』の育成と展開事業」に関わったスタッフの声

 前回、「社会的孤立を防ぐ『地域コミュニティ構築人材』の育成と展開事業として、日本財団助成を受けてプログラムを3点実施したこと、報告書が完成したことをお伝えしました。

 この事業を行なうために中心となって支えてきたスタッフの赤川に1年を振り返ってインタビューをしてみました。

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Q)プログラムの組み立てを身近で見てきて感じたことはありますか?

A)講座の参加者さんのニーズに合わせて、講座内容を都度カスタマイズしていく過程を傍らで見させて頂き、居場所運営10周年の重みを感じました。

Q)事業に関わってきて、得た気づきは何ですか?

A)利用する人にとっての「居場所」は船が入り江でいかりを下ろして、安心して過ごしたり、エネルギーを補給する様な場所。提供する人にとっての「居場所」は心地よいペースでその人らしく力を発揮する場所。

利用する側も提供する側は生身の人間同士、常にバランスを取りながら”豊かに揺らぎ”続ける、のだと思います。

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 こまちぷらすに関わり始めてからもうすぐ1年になる赤川。最後に、こまちぷらすの事業は広いし深いし、まだまだ解明できそうにもありません…と明かしてくれたのですが、「こまちぷらすとは?」を考えた時に、お客様、イベントスペースやhaco+の契約者さん、関わっているスタッフ、マネージャー、こまちパートナー(ボランティア)さん、寄付者の方々等、一人一人が関わる事で成り立っている場であること。居場所事業のインターン参加者さんは、普段通りのスタッフの皆さんと接する事で、色々な気づきを得られ、勇気づけられているのを見て、皆”あなたのままで大丈夫”なんだということを感じたそうです。