11月7日にWB主催の両親講座を開催しました。
今回の両親講座は、
おなかの中にいる赤ちゃんが、
一人、二人、三人・・・でも受けていただける内容で企画をしました。
当日は、
お一人の赤ちゃんを妊娠の方が、1組。
そして、双子の赤ちゃんを妊娠の方が、3組。
場所も、横浜市内、そして、東京から、九州から参加してくださいました。
講師も4人、様々な地域からリモート配信で開催しました。
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妊娠の状況や子育てする地域が異なれば、
知りたい情報、産前産後のサービスも、
妊娠中の過ごし方やリスクも異なってきます。
ですが、共通することも多く、
特に、ママ自身の産前産後の体調や心の変化、
そして、家族内、特に、パートナー(パパ)とのコミュニケーションのとり方や関わり方について、
また、互いの思いや考え方について知っておく大切さなどは、
産後、赤ちゃんを迎える人はみな、
共通して大切な準備の一つだと思います。
その部分を、最初に、
講師の棒田明子さんからお話しいただきました。
NPO法人ファザーリング・ジャパンの理事でもいらっしゃり、
パパがどのようにママへ、そして、赤ちゃんへ関わることが大切か、
そして、その関わりが父子関係にどう影響があるかもお話してくださいました。
講座の後半では、
より個別に、妊娠の状態によって詳しく説明をしたり、
質疑応答を受ける時間としました。
多胎ならではの不安、具体的な産後への対策も
講師と参加者で共有しながら
話を進めることができました。
多胎の部分については、
ツインズエイド~多胎支援プロジェクト~から
3名の講師が来てくださり、
双子の妊娠から出産まで、
NICUの生活や退院後の生活、外出について、
細かく丁寧にお話してくださいました。
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最後に参加者全員でトークの時間を設けました。
その時、
講師の方が
「一人の妊娠でも、多胎の妊娠でも、不安なことはあるし、
それぞれに子育ては大変なんだよ。」
とお話がありました。
この言葉は、
講座で一番お伝えしたかったことです。
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参加者の方から講座の印象的なこととして、
「お父さんの産後のサポートが大事だということ」
「旦那さんや実母とのコミュニケーションについて」
「多胎妊娠や育児について話せたこと」
など、あげてくださっています。
今回の講座で大切にしたかったことが印象と残っていただけて嬉しいです。
また、感想に
「周りの助けを借りながら、育児をしていきたいと思います。」
とも書いてくださいました。
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子育ては、
家族とだけでなく、
地域や社会、みんなでしよう。
そして、
まちのみんなで、赤ちゃんの誕生をお祝いする社会をつくっていきたい、
そういう風土を広げていきたいと思っているのが
ウェルカムベビープロジェクトです。
出産祝いを届けたり、
このような産前講座を開催しながら、
その思いを伝えていくことができたらと思います。
これからも、ご協力、応援、よろしくお願いします!