ゆるやかに傍らに

こんにちは。ウェルカムベビープロジェクト担当の細井です。

ウェルカムベビープロジェクトでは、こんなことを願ったり、大切にしながら活動しています。

・社会みんなで子どもの誕生を祝う文化を
・赤ちゃんとそのお家の方が、外出しやすくなったり、まちの人とで出会って、つながれたら
・いろんな人が、それぞれの立場でそれぞれにできることで、『子育て』に関わってもらえたら

この三つの思いは、よくお伝えしているのですが、実は、私としては、もう一つ大切に思いながら日々、このプロジェクトに関わっています。
「出産後、もし、何かの理由で外に出ることができなかったり、 だれかとつながることがすぐにできなくても、 あなたの出産を、あなたの赤ちゃんの誕生を、町のどこかで心からお祝いしています。 そして、一歩外に出られる日を待ってます。」
やっぱり、その人にはその人の事情があって、外に出たくても出られないことだってあると思いますし、つながりたいような、つながりたくないような気持があると思います。でも、少し距離を置きながらでも、その人の傍にいることができるプロジェクトであったらと思います。人生、突然何が起こるかわかりません。大きな輪の中で生活していたら、突然、ポイーンと外に放り出されてしまって、それまで、「普通」にできていたことが、できなくなってしまうことがあります。「普通」と思っていたことが、通じなくなることがあります。

私は三つ子を妊娠した日、突然、大きな輪の中からポイーーンと外に出された感じでした。三つ子の妊娠について、調べてもよくわからない。生まれてきたら、未熟児が3人で、成長の仕方が、育児本どおりじゃない。一人で、三つ子を連れて、ドアから1歩出る方法が分からない。出られても、段差2段が越えられない。

再び大きな輪の中に入ろうという気になるまで、物理的に入ることができるまで、すごく時間がかかりました。そして、私一人の力では、その輪に入ることはできなくて、家族はもちろんですが、近所の人やボランティアさんや友達が傍にいてくれ、私たちのペースに合わせて手伝ってくれました。
その積み重ねで、私と子ども達には、今日があります。そんなふうに赤ちゃんとそのお家の方をあたたかく見守りながら、ゆるやかに傍にいてくださる人がこの町に、この社会に増えたらと思います。
そして、同じように思ってくださる方がいらしたら、『こまちぷらす』や『ウェルカムベビープロジェクト』に関心を持っていただけらたら嬉しいです。
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