「、、、だから今日はこまちに行こうと思った。」

毎月こまちぷらすが発行しているイベントカレンダーチラシの裏面に、こまちぷらすの活動をご支援くださっている企業さんの広告枠があります。その枠の1つに、こまちぷらすの事業のソーシャルインクルーションを体現するメッセージに挑戦してほしいという企業さんのご提案とご支援で2021年度から取り組み始めた枠があります。

新しい年度を迎え、この枠に取り組むスタッフも一新、さっそく今年度のコンセプトを考える打ち合わせをしました。

こまちに来る人達は、こまちにたどり着く前はどんな世界にいたのだろう。
同じ空間に集い交わるその前に、どんな想いを抱えていたのだろう。
目の前にいる人の、測り知れない健気さを、拾い上げたい。
聞かせて欲しい。
まだこまちに出会っていない、どこかの誰かの健気さを、想像できる人でいたい。
気づいているよ、と伝えたい。

そんな思いから今年度は、
「、、、だから今日はこまちに行こう、と思った」を核に、様々な方々の様々な文脈を、
知る・想像する・綴る・表現する。という活動をしていこうということになりました。

このセンテンスを打ち出した背景には、今年度のメンバーは、こよりどうカフェのオープンと同時に新しく加わったスタッフ2名(四ツ柳・石田)と9年目のベテランスタッフ1名(松本)で、『わたしたちはこまちぷらすに来る前は何をしていたのだろうか?』『どんな思いでこまちぷらすと出会ったのか?』などと、まだお互いに相手のことをしっかりと把握しきれていない中でのスタートだったこともあります。

私たち自身も、こまちぷらすという「場」で出会えたことをきっかけに『相手のことをもっと知りたい』と思ったこと、そして『まだ出会えていない人のことも想像してみたい』『こまちぷらすという場を知ってもらいたい』という共通の願いを持ちました。

今年度1年をかけて、スタッフやお客様、パートナーさん、まちの様々な方々の、「誰かの気持ち」を知ったり想像したりして、表現していきたいと計画しています。

3人で重ねる話し合いでは、松本の何気ないつぶやきから石田と四ツ柳にアイデアが降ってくるそうです。言葉を大切にしたいからこそ、わからないことや自分にはない視点は「それって何?」「どんな感じ?」と躊躇なくお互いに確かめあって気持ちを通わせていくことを大切にしています。

普段はそれぞれ別の事業部で仕事をしている3人。この枠のお蔭で、それぞれの事業部で得た感覚や情報を共有しながらじっくりと語り合える機会を得ています。この機会を最大限に活かしつつ、枠での表現にとどまらず、イベントの開催をしたりまちの皆さんを巻き込無用な仕掛けを考えたりも、していきたいと思っています。

さっそく、初回号が出来上がりました!
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