こまち応援隊:BIG TREEさんに聞いてみました!

●ご寄付のきっかけを教えて下さい。

 尊敬している「おやじの会」の先輩が、こまちぷらすで見守りボランティアをしている関さんでした。私自身も縁あってドリームハイツの『いこいの家 夢みん』の理事となり、子供の居場所や多世代拠点のためのクラファンをすることになり、その関係でこよりどうを知りました。きっと自分達と同じような想いなんだろうなと思い寄付させていただきました。

●こまちぷらすで興味のある活動はありますか。

 地域の人がつながりあって、子どもがまちの力で豊かになる社会、というのに共鳴しています。
 いずみ野小学校では地域が田んぼや畑を提供して米作りや野菜作りを指導し、近くに地産地消の食堂があります。そういう風に、学校の周りのいろんな地域の人たちを巻き込むことで、地域の力で子育てが豊かになるとともに、子どもがいることでみんながあたたかい眼差しになる、その両方があるように思います。
 夢みんでも今、子育て中のお父さんお母さんの居場所に加えて、育児中のお母さんの孤立も防げるような、それぞれの人の居場所や目的を特化しすぎないような多世代交流拠点を作りたいと思っているので、参考にさせていただきたいなと思っています。

 こよりどうは、お寺という古い場所で、通所介護の施設とも連携できるとお聞きしました。子どもの居場所と高齢者の居場所、それぞれあって交わりたければ交われる場所というのが、何かこういう交流ができたらよいなというアイデアがあるのか気になっています。おやじの会でも、子どもが発達障害だったりシングルマザーの方がいらしたりしますが、問題解決する場ではなくみんなで楽しくやっている、出入り自由で居心地の良い場所があるのが大事だと思います。

 また、地元農家さんの食材を使われているという点も、地産地消、食育に関心があるので気になっています。いずみ野でも田んぼや畑をやっていると、はじめにやっていた子どもが大人になって、自分の子どもたちの指導者やコーディネーターとなって、更に愛着がわいたりしています。私自身もおやじの会の流れで学校の地域コーディネーターをするようになり、地域から離れられなくなり、このまま老後を過ごしていきたいなと思っています。子供がそこで楽しくしているのは、子育てにぷらすであることと、子供がいること自体がまちに元気を与えるので、こまちにも期待しています!

●これからのこまちで期待していることがあれば教えてください。

 居場所づくりのフォーラムにオンラインで参加させていただいて、日本中でああいう場所が身近な場所で、小学校や中学校学区の単位くらいでできると良いなと思っています。いずみ野でも自然を生かして田んぼカフェや森カフェ、地産地消を生かしたお店カフェなどが街中に増えて、居場所が手段ではなくつながりになればいいですよね。ほっとできるお互いの関係が大事で、目的を急がずゆったりほっこりしあうというのが、こまちぷらすも大事にしていると思いますが、それがどうやったら広がるだろう?と思っています。

 また、同じ戸塚区内なのでこまちさんとドリームハイツの夢みんさんの新しい多世代拠点も、ぜひお互いにノウハウを共有できたらいいなと思います。

BIG TREEさん、ありがとうございました!!!!(インタビュー:菊池 奈保子)

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