4月の第2月曜日に恒例のスタッフミーティングを開催、2月から続いている事業部ごとのプレゼンが今月も行われました。今月は、こまちぷらすが事務局を担っている「戸塚宿ほのぼの商和会」メンバー、こよりどうカフェキッチンメンバーの2グループの発表でした。
■戸塚宿ほのぼの商和会
戸塚駅西口や戸塚小学校付近、国道1号線付近に点在する商店で組織されている「戸塚宿ほのぼの商和会」は2007年にできた商店会で、2016年よりこまちぷらすが事務局を担っています。
『子どもも高齢者も、障害のある人も誇りと居場所と出番を感じられる地域を作ろう』というビジョンの元に活動している戸塚宿ほのぼの商和会。事務局を担うようになったきっかけは、①子育て中の家族が地域との接点を持ちやすくなるようにすること、②それぞれの店舗の皆さんたちが子育て中の方に関わりやすくなるようにパイプ役を担うこと、だったそうです。そして、町には素敵な人たちがたくさんいらっしゃること、みんなで子育て応援しているよ、子供たちを見守っているよというメッセージを、子育て中の方々に伝えていきたいという思いがあります。
発表の中では、お仕事以外の場でも街にいる子どもたちを楽しませたいと全力で取り組んでくれる魅力的な方が商店会にはたくさんいらっしゃること、会員さんが「ほのぼの商和会にある店舗だと安心して外食ができる」という声をもらって嬉しかったと報告してくださったエピソードの共有もあり、こまちぷらすが目指している社会がこまちカフェの周辺で叶いつつあることを感じるひとときでした。
■こよりどうカフェ・キッチンメンバー
こよりどうカフェがオープンしてから1年4ヶ月。キッチンツールをマイク代わりに、ランチやカフェメニューへの想いや新しく始まったお持ち帰りお惣菜販売の紹介がありました。
こまちぷらすはアレルギーのお子さんも一緒に食事ができるように、小麦・乳・卵を使わないメニューを提供していることもあり、アレルギーのお子さんがいる親御さんからのお問い合わせが多々あります。なるべくご希望に添えるよう、細かくヒアリングをしてご対応をし、ご家族の方と一緒に同じようなメニューを食べられるように、時にキッチンスタッフがオリジナルにアレンジをしています。そんなきめ細かな対応をしているキッチンスタッフが、自身がアレルギーのお子さんを育てている母親の一人であるからこその想いを語ってくれ、他のスタッフには気付きのある時間となりました。「自分たちだけで頑張らなくていいよ、誰かに甘えていいんだよ」というメッセージを込めたお惣菜同様、「このお料理は食べても大丈夫だよ!」という安心感も提供していくことの大切さを改めて感じた時間でした。
来月以降も事業部ごとの発表は続きます。それぞれの発表には、それぞれのスタッフの経験や願いを踏まえた想いがあり、それがこまちぷらすに関わるようになったきっかけだったのだと感じることが多々あります。担当業務以外のスタッフとの交流が少ない中で、発表を通してその人の人となりを知ることができるのもスタッフミーティングの醍醐味だと感じています。