来週のterabaruは映画上映会。
合同会社夢何生代表・シネマトトツカ代表の夏井さんと一緒に未公開映画の上映をします。
上映映画は「フライガール」
・第25回 サンフランシスコ・インディペンデント映画祭 長編部門ノミネート
・第28回インディ・ギャザリング国際映画祭長編部門ノミネート
※映画詳細はこちら
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中学生の時に日本にやってきた橘瑠衣。
知り合いにふと言われた「瑠衣って日本人と違うの?」という言葉がずっと瑠衣の心にわだかまりを感じさせていた。(一部省略)人とのコミュニケーションをなるべく避けてきた瑠衣は戸惑いながらも食べ歩きの旅が始まるのだった。その道中で2人は様々な「違い」を抱えた⼈たちと出会っていくのだが…。
監督説明:本作では人と人との間に横たわる「違い」をテーマにしています。日常の延長であったり日常を劇的にするという作り方はしていません。「違い」を受け入れることは寛容な社会でありその社会への希望を描いています。それはほんの小さなコミュニティから始まればいいと思っているので、物語世界も小さな範囲の日常世界にとどめています。普段見過ごしている かもしれない半径3m の世界にはこのような世界が広がっているということを意識しました。劇的な構造にはなっていないけど出来事ひとつ一つは当事者にとってはかなり大きな出 来事だろうと想像しています。感情の揺れる出来事もあると思います。
そんな日本のある街 の小さな物語はきっと日本の誰にとっても身近な話なんだと思います。
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今回こよりどうキッチンスタッフと店長が、この映画に合わせた食べ物をこの日特別出します。
是非お楽しみください。先着30人。
〇日 時:9月8日(金)19:00-21:00(18:45-受付開始)
〇参加費:3300円(映画チケット+ドリンク2杯+軽食)
○定 員:30名
お申し込みはこちらよりお願いします。
こういう場が増えていくための土壌づくりをしていきたい!と、ただいまクラファンをしています。是非応援してください!
クラファンの詳細はここちら
■代表森のつぶやき■
ずっと走り続けている半年以上、いや、時々山登ったり適宜気を抜いていましたが、無我夢中に走っている数か月でした。
そんなタイミングではスタッフといろんなお茶会をする時間を複数回もらったり、「生きづらさ・関わりづらさ」について話す会をこまちパートナーの方々(パートナーぷらす会)や、9/1(金)はterabaru(毎週金曜日夜、こよりどうカフェで開催しているバル)でやりました。
こうした時間をもらえたことは、とっても貴重でした。terabaruでは特に、会が終わってもずっとずっとスタッフと語り合いました。何か分からないけど、とっても肩の力が抜ける時間でした。
会の中でも、いろんな話がありました。
・理解が進むほどラベリングされること
・近しい人ほど理解が得られにくいこと
・渦中ほど話せないこと
・正しい、普通、誰がつくったかわからない虚構
・書籍ハウツー本の中でのくくられる苦しさ
・傷つきや自己否定も否定せずに、そこにあることを感じ取ること
・底をつく体験
・人と人との間で傷ついたときに人との関係でなかなか回復しにくいこと
いろんないろんな話です。
じゃあなに?だからどうしたら?ということは話さず、話すだけのもやもやterabaruの価値を深く感じました。
面白かったのは「もやもやしない」という人たちも一定数集まったこと。
そのもやもやする人の話を聞きたいとのこと。
それがまた面白い場ですね。貴重です。
ひとつ解決すれば全てうまくいく
何かすれば何か治る、そんな単純なことはないのに、何か単純な構造理解をしたい、なんとかしたい、と思うけど、そんなことは何一つ本当はないということは分かってる。
でもそこを共鳴できる誰か、人でなくても好きなコトも含めてあると何か違うかな。