5月のスタッフミーティングが先日終了し、今月は「こまちカフェで心地よく過ごしていただくための工夫~飲食編~」が研修テーマでした。
こまちぷらすでは、『こまちカフェの飲食編』『手づくり雑貨販売編』『レンタルスペース編』の3回シリーズの居場所づくり実務講座を展開していますが、今回改めて「心地よい場をつくるために心がけていることは何か?」をスタッフ間で考える機会を持つことにしました。
講座を担当している守家と荒井が
・子どもや幅広い年齢層のお客様に気持ちよくカフェを利用していただきやすくする”機能”
・カフェの場所やメニューの”見せ方”
・店内の色合いやスタッフの服装、店内で流す音楽などの”雰囲気”
・”おもてなし”のために工夫していること
などについて、実際に実務講座で使用している資料を基に、カフェ事業で大切にしていることを共有しました。
また、一連の業務の中で、オーダーやドリンクづくりなどは型を作っておくことで迷う時間が無くなり、その分、自分なりのお客様との関わりを考える余裕が生まれるようにしていく工夫があることも話してくれました。
日々お客様をお出迎えしているカフェスタッフにとっては、改めて日頃の業務を振り返ったり、カフェ業務の中で自分が大切にしたいと思うことは何かを考えるきっかけになったと思います。一方で、カフェ業務に直接関わっていないスタッフは、『居心地の良さは今いるメンバー「一人一人」がいて、徐々にできていく』ものであるという話を聞き、その場にいなくても自分もカフェの一員として、雰囲気づくりに関わっていることを再認識できた時間だったようです。
「居心地の良さをつくるために、私が大事にしたいと思ったこと 」をスタッフ1人1人が考える時間も取りましたが、言語化することが難しく苦戦しているスタッフも多数でした。これからも答えは1つではなく、日々迷いながらその時その時で最善だと思う方法を選択していくのだと思いますが、「自分が大事にしたい事は何か?」を時折考える機会を意識して持ちたいものです。