先日ウェルカムベビープロジェクト®2019年報告会&2021年キックオフを開催しました。(今年はオンラインで実施)
2014年にヤマト運輸さんと出会って、1年の準備を経て2016年4月にスタート。https://welcomebabyjapan.jp/
もう5年経ち、、、2021年度は6年目に入ります。なーんにもないところからスタートしてからそんな月日が経ったなんて!信じられません。一緒にプロジェクトを作ってきてくださった たくさんの皆さんのおかげで、これまで年間で約2,300人の赤ちゃんが生まれた家庭にお届け、延べ約2,300人の住民の方が背守りを縫う活動に参加、延べ約300人の方が出産祝い詰めに参加、約50企業団体施設のみなさんがプロジェクトへ参加や周知にご協力いただき、輪が広がっていきました。本当にありがとうございます。
写真の通り、イベントも初年度37回だったのが、昨年度は76回にも増えました。イベントのたびにお母さんたちの声を聞きニーズを拾い続け、またお母さん同士がつながるよう情報ともつなげられるようと事務局メンバーが企画実施を日々続けてきました産前からの講座も産院のみなさまや講師のぼうだあきこさん(こまちの理事でもあります)のお力のもと実施でき、この3年で延べ約200人の妊婦さんとそのご家族が産前に情報を知る講座に参加してきました。昨年だけでも71人。今日(9月12日)もまさに実施しているところですが、産院との協働で産前からのリーチ、オンラインで産後のお母さんたちと話し、出産祝いを届け、リアルのこまちカフェでお迎えするということが、法人内の連携とたくさんのみなさんのご協力によりできるようになってきました。
そして、2021年には大幅リニューアルをします!
■出産祝いの箱をお洒落なオリジナルデザインに。宅急便コンパクトのサイズに変更。届くだけで終わらない、まちに取りに行く、まちとの接点を増やす出産祝いにしていきます。(下の写真はイメージですので!!!)
■まちの商店・店舗が参加する「タウンサポーター」も新設します。タウンサポーター店舗には参加ステッカーを貼っていただき、ウェルカム!感をまち中に一緒に広げていきます。例えばラーメン屋さんであれば、毎月7日はナッピーデー!(ナッピー=おむつ)として煮卵代から数円分はこのプロジェクトに寄付いただき、プレゼント発送費にあてさせていただく等々。。子どもがいる家庭もそうでない人もみんなが街中で参加できる、そんなプロジェクトにしていきます。これは、学生のみなさんや赤ちゃん連れのお母さんなどいろんな人と一緒に仕組みをつくっていきたい!
■申し込み方法もIDパスワードで申し込みという方法を廃止して、自宅から直接申し込める方法に変更をしていきます。
■そして、4年かけて積み上げ式にルールが増えたことによって、いろんな街から「うちの街でもやりたいんだけど、どうやれるかな?」とここ数年お問合せや連絡をいただいても、展開しづらいものになってきてました。他の街でも展開していただけるよう、フランチャイズ展開のように展開するのではなく、ボランタリーチェーン型で展開していきます。(ボランタリーチェーン=本部はノウハウ共有し一定クオリティを保つためのルールや対価を受け取る仕組みはけれども、主体はあくまでもその地域の運営母体に。連携した支部同士が互いの事業を高め合う、ざっくり言うとそんなネットワークです)2025年には10地区を目指す予定です。
プロジェクトへの参加方法
★このプロジェクトに参加できる方法も多様になりました。
全国にこれを広めるためや地区ごとに浸透させるためにご協賛ご寄付で応援いただけたら大きな力になります。(このプロジェクト最初からご協賛とご寄付で運用していて行政財源は入っていません、民間のいろんな方の参加で実現ができています)
詳細はこちらからですがまずは趣旨などもご説明したいので
お問合せいただけたら嬉しいです。
https://welcomebabyjapan.jp/biz/
毎月たくさんの方が背守りも縫ってくれています。https://welcomebabyjapan.jp/semamori/
個人の方からのご寄付や応援も大きな力になっています。
https://welcomebabyjapan.jp/donation/
自販機設置を通しての応援も大変ありがたいです。毎月の唯一の定期収入になっています。
https://welcomebabyjapan.jp/participate/jihanki/
今年もアンケートを受け取った方からとったのですが、「戸塚で子育てしていく上でこんなサービスが利用できるよ、こんなお店に子連れで行けるよ、と応援されているようで、じーんと嬉しくなりました。戸塚で子育て始めて8年経ちますが、知らないお店やサービスもたくさんあり、リーフレットも楽しく読ませていただきました。」「地域のことを知るきっかけになりました」「私も妊娠したお母さんに広めたいと思います」とたくさんの励ましの言葉をいただきじーん・・・ときました。いろんな方がそれぞれの形で参加して、おめでとうや応援の気持ちをこの出産祝いやプロジェクトを通して届けられたら、あたたかい気持ちの循環がうまれるんではないかと思います。出産直後は特に、届きにくい時期ですので。
プレゼントについて
★プレゼントの応募内容やフォームも一新、ネットから申し込みができるようになりました。詳細はこちらから。
https://welcomebabyjapan.jp/biz/
2021年度選考委員も新たに大豆生田千夏様をお迎えしています!
相澤毅:株式会社Plan-A代表取締役
大豆生田千夏:玉川大学教育学部非常勤講師 臨床心理士、
公認心理師、精神保健福祉士
奥山千鶴子:認定NPO法人びーのびーの理事長
三輪律江:横浜市立大学大学院都市社会文化研究科 准教授
今年は、選考会もオンラインで実施!選考委員のみなさんの視点が鋭く深く、毎年選考会では様々な角度から質問や提案がきますが、そのやりとりそのものが本当にワクワクします。
住民の人、企業の人、行政の人、プレゼント受け取った人、いろんな立場の人が関わってますが、「未来の担い手である赤ちゃんのその家族を、地域のみんなで歓迎する当たり前の社会」をつくるために、まずは一緒に何ができる?と模索しながらつくってきました。
風土をつくっていくことは時間がかかるし、実務はくらくらするような地道なことが多いです。事務局コアメンバーのヤマト運輸さんのみなさんもこまち側の事務局コアメンバーもその地道の部分を日々すり合わせながら、産前産後のいろんな声を常にイベントで聞きながらすすめてきました。いろんな方が加わっていつしか大きなチームに、プロジェクトになって、もはやどこからどこまでが事務局メンバーなのか時々分からなくなります。笑 それがなんとも嬉しいです。大きなチームが、あちこちに飛び火していったらいいなと思います。そうしたら赤ちゃん子どもがまち中でWELCOME!ってされてる街があふれていきますね。