自分のアイデンティティを深めていく~10月のスタッフ研修~

先日、10月のスタッフミーティングを開催しました。
今月の研修テーマは、「安全な場・空間・時間をつくるために」でした。

アイスブレイクからスタート

最初に共通点探しのアイスブレイク。ペアになった人との共通点が何かを探していくワークを数回繰り返しました。2回目以降は前回の共通点とは別の共通点を探していくため、難易度があがっていきます。ですが、なかなかスタッフ同士で共通点を見つける機会もない中、このワークはお互いを知るいいきっかけになったのではないでしょうか。逆に、ペア相手とは異なる点があったときに、「違いがある」ということを認識することが大切なんだなという気づきを得た人もいたようです。

そんなアイスブレイクには、自分のアイデンティティを深めていくというねらいがありました。スタッフ同士はもちろん、カフェにご来店するお客様など、人と人との関わりが多いわたし達ですが、多様性や包含性などの理解を深めるためにも、他者理解の前に「自己理解」がとても大事だという思いがあるからです。

自分の中には、
①複数あるアイデンティティグループ
②偏見
③ニューロダイバーシティー(神経の多様性)
があることを知り、自分の中にある「偏見(無意識の先入観)」を認識できるところからスタートできたらよいこと、色々な立場の方が能力を発揮できるような環境をどうやって整えたらよいかを考える時間となりました。

2023年度も後半期へ

そして、早くも10月。2023年度の前半期を振り返る機会を得る時間もとることにしました。4月に立てた目標やその時その時の自分の充実度がどんな感じだったかをグラフにしていく作業をすることで、スタッフ1人1人思うことは色々とあったと思います。

こまちぷらすの仕事だけでなく、子育てや家庭のことなど、他にもこなすことが多々ある中で、日々があっという間に過ぎ去ります。昨日のことも思い出せそうにないかもしれない中で、半年間の振り返り作業は本当に大変なことですが、

前半期を振り返ることは、「反省するためのものではなく、自分がやってきたことが出来事を思い出して、着々と積み重ねてきていることを確認する時間であったり、チームでお互いに労ったり、自分たちの頑張りを称えあう時間」と捉えてほしい

という代表の言葉。

定期的に自分の歩みを振り返ることは、着実に前進していること、感じていたことを噛みしめられる大切な時間なのだと感じました。