「居場所づくりは地域づくり」のイベントにてお話しをしました。

代表森です。

一昨日こちらの「居場所づくりは地域づくり」のイベントにてお話しをしました。
(NPO法人エティック&認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえさんの実行委員会主催)

100人近い方のお申し込みがありウェビナーだったのでお顔は見れませんでしたが全国のいろんなお立場の方のご参加がありました。

冒頭、むすびえ理事長湯浅誠さんからは昔は居場所は地域から理解されずいかに理解してもらえるかという状況だったが今は町内会なども居場所づくりをしている、「居場所づくりと地域づくり」の関係性を改めて考えたいと思ったという、セミナー趣旨のご説明。

さわやか福祉財団の高橋さんからは、建築的なバックグランドも踏まえながら「セミプライベート」と「セミパブリック」のお話があり。セミプライベートは縁側的なものだとするとセミパブリックはなんでしょうね?という湯浅さんからの問いがありました。

認定NPO法人D×Pの理事長今井さんからはオンラインとリアルの居場所について、10代にとっていかにどちらも大事か。リアルは帰ってくる場所、オンラインはまた違う機能かもしれないという問いかけがありました。

私からは、居場所づくりと地域づくりをこまちぷらすの実践からお話しをし、居場所づくりは地域づくりの手段ではないこと・自分を取り戻し主語に生きていくを取り戻す場となり、同時に自分だけよければよいという風にはならない視野を少しずつ広げていく場。でもそれは時には辛い作業になるので、ちょっとずつちょっとずつ安心を重ねていくことを通してというようなことを話しました。

で、結局地域づくりは何が足りないんですか?

居場所づくりは何をそこで果たすべきなのでしょう?という湯浅さんからの本質についての切り込みあり、それぞれ言葉を絞り出しました。私からは「なんとかなるクッション」というその場で思い浮かんだクッション的なイメージで説明。なんとかなると思える、思い浮かぶ人がいたらいいけどそういう人たちとの出会いや関係を深めるためのハードルが高い。そのハードルを低くしていくのが居場所の一つの役割でしょうか。という話をました。