働き方
「私たちは子育てしながら働くということを考えるときに、「目いっぱい働く」か「働かない」の二者択一ではなく、ライフステージに応じて働き方を変えていくことができたらどんなによいだろう、と思ってきました。
必要なのは
1.風土
2.ワークシェアできる組織づくり仕組みづくり
3.起業副業へのステップづくり
だろうと自ら実践を組織や事業に取り入れ模索してきました。小さな組織では、すぐに取り入れ実現できることがたくさん。それこそが日本社会全体の働き方としての可能性への挑戦だと思っています。その挑戦の一部をご紹介します。
様々な度合いの関わり方
単発ボランティア、継続ボランティア、プロジェクト型で関わるこまちパートナー、1日4時間週2日からの勤務、フルタイム勤務等、こまちぷらすの構成メンバーは多様です。
関り度合いによって異なるのは「責任」、互いをカバーできるように常に互いの穴をカバーできる「風土づくり」が重要です。
こまちぷらすでは、それぞれの人のライフステージに合わせ、様々な関わり方を用意しています。
●ボランティアとして関わる場合
- 定期的なイベントの手伝い
- キッチン内お皿洗いや閉店作業等
●パートナーとして関わる場合
- 単発のイベントの企画や手伝い
- 見守りスタッフとしての関わり
- 入力作業の手伝い
- その他、プロジェクトの企画へのアイディア出し等
●スタッフとして関わる場合
- 常勤スタッフ
- 非常勤スタッフ(1日4時間、週2日から。子ども達が幼稚園や小学校に行っている間のみの勤務。)
起業へのステップアップ
こまちぷらすのレンタルスペースを活用し、試験的に教室や講座の開催が行えます。起業や副業を考えている方にとっては、まずトライアンドエラーをする場所が必要ですが、いきなり物件を借りるのはリスクがあります。
集客やコンテンツづくりなどを試す場を貸し出すことで、スタートアップの道筋をスムーズにするお手伝いができたらと持っています。自宅開催の教室のサテライト教室の位置づけとしてのご利用も歓迎です。
「ものをつくる」という働き方
好きなものを買って消費するのではなく、好きなものを自分でつくり世に出すことは、これからの「ものづくり」の新たな流れでもあり、これから増えていく一つの働き方だと思っています。
生活者に近い現場でニーズに触れながら、自分の得意やテイスト、センスを活かしてものをつくる、そんな働き方を応援できる場をどうつくることができるか、haco+は私たちにとってのひとつの挑戦の場でもあります。
世の中のしごと場の「風土」を変えていく
私たちは育休中や仕事を復帰した後のお母さんやお父さんの声に触れるうちに、様々な職場の「子育て層が働きやすい風土」が広がっていく必要性を強く感じるようになりました。それはすなわち、介護中や子どもや自身に障がいがある人にとっても、子どもがいない人にとっても働きやすい職場でもあることも気づいてきました。
そこで、多様な人の声に触れて、職場の中でその「声」をもとに対話をし、どんな制度が必要かだけでなく、どんな気持ちで共に仕事をしたいかを考える対話型のプログラムをつくりました。