【7月のスタッフミーティングのキーワードは「キンコンキン(菌根菌)」

 7月のスタッフミーティングは、まず最初に「最近嬉しかったこと、モヤモヤしていること」
について、グループで数分間アウトプットする時間を取ってアイスブレイクをした後に、
研修に入りました。
研修のテーマは、「土の中の環境とキンコンキン」。
一見するとこまちぷらすと関係なさそうですが、代表の森が「土の中の環境づくりがこれからの
事業の広がり(こまちぷらすが目指している社会)をつくるヒント」だと助言をいただいてきて
この話に。
まず最初に、『土の中には何がいる?誰がいる?』『事業が木なら土は何?』などの個人ワーク
を通して考えてみました。昨年度、数回に分けてこまちぷらすや各事業部のクレドを作ってきた
時にも出てきた「土づくり」を思い出しながら、個人ワークに取り組んでいたスタッフも多かった
ようです。肥料?栄養?能力?空気?…個人ワークではしっくりくるような答えが見つからない中、
スタッフ阿部による「土」に関する講座がスタート。
「土の半分は空気です。土の中にも隙間が大事なの、もう1度言います。隙間が大事!」
と強調した上で、
・土の中に隙間があることで水が通りやすくなっていること。
・動物や植物、菌などの色々なものが混じり合って豊かな土がつくられること。
・豊かな土に張り巡らされている根っこのおかげでいい木が育つこと。
・根っこの周りにある菌根菌(植物の根に付く菌類(カビ))があることで、根っこ同士に栄養を
 分け合えることができること。
などを熱く説明してくれました。
阿部の話に圧倒されて、講座の後のグループでのシェアタイムではうまく言語化できなかった人
もいたようですが、「土の中」で菌根菌が果たす役割とこまちぷらすに関わるスタッフ1人1人の
力やこまちぷらすを支えてくださる皆さまの力が重なり、豊かな土を作るために多様な人の存在
やネットワークが必然だというイメージはできたのではないかと思います。
組織にとって、色々な人が居ることにはとても意味があって、色々な人の力があってこその
こまちぷらすだということを、再認識した研修でした。