ほのぼの商和会の皆さんのおかげで第一歩を踏み出せました(2021/06/28更新)

こまちスタッフの1人が素敵なエピソードを共有してくれました。

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息子は障害の特性により「髪を切る」ことに苦手意識があり、美容院を利用したことがありませんでした。
でも、親以外の誰かに切ってもらえる経験をさせたいと思っていました。
本当に安心して次回も行きたいと思えるお店、様々な苦手な感覚がある散髪を息子と
一緒になってステップを踏んでいただける、そんなお店をずっと探していました。
商店会の定例会で、『子どもも高齢者も障害がある方も、誇りと居場所と出番があるまちをつくろう。』
という商店会のビジョンを聞きました。
このビジョンがきっかけで商店会に入会した方もいらっしゃると聞きました。
商店会の方の話を聞いて、安心していろいろなお店に行ってみようと思えたのです。
そこで、商店会の方に美容院を利用してみたいことを相談してみました。
外で誰かに切ってもらう経験の必要性を瞬時に理解してくださいました。
息子が安心して短時間で切れるように事前の準備をしてくださったり、
「当日難しかったらキャンセルでもいいから、無理なく」と言ってくださいました。
商店会の皆さんの声に励まされて、当日を迎えました。
商店会の方に一緒に髪を切ってもらったり、一連の作業ひとつひとつを丁寧に説明しながら
進めてくださったおかげで、息子も最後まで頑張ることができました。
髪を切り終わった後の息子の顔がとびっきりの笑顔で、
家で初めて髪が切れた時とはまた違った感動がありました。
そして、ありのままの息子を受け入れてもらえた嬉しさ、
息子にとって安心できる場所がまちにできた事の安堵感で胸がいっぱいでした。
「髪を切る」という目的はありますが、どうしたら一緒にいられるか、
安心して過ごせるかを考えてくださる方との出会いは、人を、まちを、社会を信じる力になると思いました。
行ったところにどんな方がいらっしゃるのか、
後押しがあるとこんなにも一歩が踏み出せるものなのかと感動しました。
まち、との接点がなかなか持てない方と何か一緒にできたらとの思いが生まれたので、
そんな商店会のみなさんと一緒に私たちも小さな一歩を重ねていきたいです。

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まちでいろいろな人が混じり合うことで笑顔や安心感を生み出すこと。
まちの誰かの笑顔を想像しながら楽しいことや喜びそうなことに取り組むこと。
ほのぼの商和会の取り組みはまだまだ続いているようです。

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