でこぼこの会バージョンの声に触れた感想

参加したスタッフ同士で交わされた会話や感想について、いくつかご紹介します。

◆参加者:1人目

わたしは当事者でも家族でもないので、共感はできても理解はできないと思っていました。
でも、どんな思いがあるのか、どんなことに悩んでいるのかを知っていたいです。
グループワークで「ポンと背中を押すことで、踏み出せなかった一歩を踏み出せる人がいる。
それだけで、社会がほんの少し変わっていったということになるんだよ」という話を聞いて、
大きな変化ではなくても、ちょっとしたことで社会って変わるんだ、すごい!!と思いました。

◆参加者:2人目

葉っぱに書かれているストレートな声に共感したので、どの3枚を選ぶか迷いました。
自分の経験と重ね合わせ、自問自答しながら葉っぱを選び取る作業、
その時に感じた自分の気持ちや今までの気持ちを整理しながら言語化していく作業は、
本当にに苦しいものでした。でも、一緒に葉っぱを選んだ他の人の気持ちにも耳を傾けて
自分の考えを上書きしていけるのが魅力だと思いました。

◆参加者:3人目

葉っぱにもあったけれど、「当事者じゃないと分かってもらえない」と思われているんだろうな、
といつも感じます。
そしてそこを理解しようとすること自体が思いあがっているのではないか、
理解したいっていう発想自体が上から目線なのではないかといつも葛藤してしまいます。

◆参加者:4人目

初めての経験をしてとびっきりの笑顔を見た時に、こういう笑顔と安心感があるのが
いい社会だなって思ったことがあります。社会が変わるって大きすぎるけど、
遠慮でもなく腫物に触るように避けるでもなく自然といろんな特性の人がそこにいる。
そういう場所が街中にちょこちょことある。
それがちょっとずつ増えているような気がするから、自信になる。
こういう方向に進んでいいんだな、社会が変わっていけるんだなぁって思います。

でこぼこの会のスタッフの想いについて、引き続きお伝えしていきます。