次の人へ

夫の都合の転勤先で始まった赤ちゃんとの生活。
出産後、親も友達もいない環境で「家事も育児も頑張って抜かりなくやらねば!」と常に張りつめていた。
あの頃、子どもの成長は嬉しくても、育児を楽しく思ったことは一度もなかった。
そんな時に知り合った先輩ママが、いつも気にかけ、さりげなく手助けをしてくださったことで、人に助けてもらうことを覚えた。

やがて転居が決まり、その先輩ママにもお礼をしたいと考えていた時に言われたこと。
「私にお礼はいらないからね。
私が少しでも役に立てたなら、次の人に返してあげてね」
私の「こまちぷらす」での活動の原点はここだ。

誰一人として、子どもだったことが無かった人はいないのだから、「次の人」への連鎖はきっと、子育ての豊かさにつながっていくだろうと思う。

これを読んでくださっているあなたも、「次の人」につなぐ手助けをしていただければとても嬉しいです。
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(事務局 山田顕子)